福岡トナカイ
東京中野にある、まついなつき先生の占いのお店「中野トナカイ」の福岡支店です。まずはゆる~く講座や鑑定から。
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前回の続き。


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前回も書きました、博多と福岡を分けていた「枡形門」(ますがたもん)のあった
西中島橋にある、記念碑です。記念碑の門、まるで城壁みたいでしょ。
福岡在住だった作家白石一郎さん(白石一文さんの父)の
「十時半睡事件帖」(とときはんすいじけんちょう)シリーズに
博多部と福岡部のいざこざを書いた作品がありました。
あれの発端もここ、だったよな。

1889年。前年の市町村制改正で新しく市が誕生することになり、その名前を
「福岡市」にするか「博多市」にするかで、かなり揉めました。
地元新聞を巻き込んでの一大キャンペーン合戦なども繰り広げられ、
切羽詰まった闘いが繰り広げられた結果、僅差で「福岡市」が勝利します。
しかし納得いかなかったのが博多部の人間たち。
すぐに議会に市の名前の改正嘆願が出て再びこの問題は蒸し返されます。
ただ、やっぱりこの時も福岡側が勝利。
博多の名前は新しくできる国鉄の駅に残ることになりました。

それから100年以上経ち、福岡の町の輪郭がぼやけてきたのに対し
博多はまだまだキャラクターを色濃く残しています。
明日7月1日から、博多祇園山笠が始まります。ザ・博多のお祭り。
かつて太閤秀吉が町割りした、博多の町ごとに「飾り山」が立ち
2週間後の14日早朝、男衆が山を担いで走り抜け、そのタイムを競います。

この2週間、いいやそれ以前から「ヤマのぼせ」の男たちは
昼間から長法被着て、なんだかんだと寄り集まり酒を飲み交わしします。
その間、家業を取り仕切るのが「ごりょんさん」と呼ばれるご夫人たち。
通常商家の奥さんを指す言葉ですが、おおまかに博多の旧家のご夫人たちも
含むでしょうか。

博多はこの「ごりょんさん」たちで持っているようなもの。
今でも80代くらいの素敵なご夫人たちとお話をすると、
「私は博多部出身なのよ」と、その出自を誇られます。

博多生まれが矜持なのですね。
嫌みでなく、かっこいいです。











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波垣美兎

Author:波垣美兎
占いは修行中。だから本とか映画とかお酒の話が多くなるかも。
太陽牡牛、月双子、ASCは獅子。

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