福岡トナカイ
東京中野にある、まついなつき先生の占いのお店「中野トナカイ」の福岡支店です。まずはゆる~く講座や鑑定から。
http://fkktonakai.blog.fc2.com/

 

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博多祇園山笠のクライマックスは7月15日早朝に行われる追い山です。
博多の総鎮守櫛田神社に入り、それから博多の町を
約1トンの舁き山(かきやま)をかついで男たちが走り抜けます。
7つの山の一番山がスタートするのは朝の4時59分。
なぜ59分なのかというと、一番山だけが櫛田入りで
「博多祝いめでた」という歌を奉納できる、その歌の分のマイナス1分です。

私が見たのは東長寺前。
画面、赤い「清道旗」が分かるでしょうか?
これを山がまわることが「奉納」の意味を持ちます。
コースで清道旗が立つのは3カ所、櫛田神社と承天寺前、そしてこの東長寺前。
承天寺は山笠の起こりとなった聖一国師の寺、東長寺は神仏混合時代に
櫛田神社が一時期ここの寺に預かりになっていたからで
山は一周して双方の寺に拝礼します。
山に乗っている人が赤い棒をもって下を向いているのは
東長寺の和尚さんに拝礼しているのですね。

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舁き山は飾り山をちっちゃくしたバージョン。それでも約1トンあります。
昔は飾り山で追い山をやってたようですが、電線ができちゃって短くなったよう。

しかし現代でも1件だけ、飾り山が走る流れがあります。
タイムレースに参加しない、上川端の流れです。

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私もはじめて見たけど、ほんとド迫力。
早朝に来た甲斐がありました。


5年ぶりの山笠見学。
個人的な感想は、「男の人の足が長くなった」、です。
足が長くなって、しめこみ(ふんどしとは言わない)姿のおしりの位置が
高くなったように思えました。
しめこみ姿自体はちょっとぽっちゃりでお腹がのるくらいが
貫禄あっていいんですけど。

そうそう、しめこみの前はなるべく小さい方がかっこいいそうです。
(山笠参加ウン十年の人の話)
ビーチバレーの水着が露出が高そうなのが強く見えるのと同じか?
まれに、まれにですが、しめこみがローライズになっている人がいます。。。




 
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こんにちは、波垣です。

先週末からの豪雨で、福岡大分熊本は大変な被害を受けました。
私の住んでいる福岡市、両親の住んでいる熊本市の地区は
幸いなことに浸水までいたりませんでしたが、
自分たちが大丈夫だからいい、というわけにはいかないですよね。
今回甚大な被害を受けた八女出身の友人は、ニュースで
故郷の名前が呼ばれるたびに、痛そうでした。
ほんの数日でこうなのに、と、思いは東北に飛びます。




さて、今回は博多の夏には欠かせないお祭り、
博多祇園山笠のことを書きたいと思います。

1241年、疫病のはやった博多の街を、聖一国師(しょういつこくし)が
施餓鬼棚に載り甘露水をかけて祓ってまわったというのが
一応の起源とされています。 くわしくはHPを→ ■
施餓鬼棚というのが調べてもよく分かりませんでした。
昔の資料とか見るに、卒塔婆とか集めてつくった「ヤマ」みたいなものでしょうか。
ケガレをケガレで祓ったのですね。
追い山はこの施餓鬼棚を模しています。もっとも今ではヤマに
沿道から清い水をかけますが。

写真は飾り山。7月1日から市内各所のあちこちに建ち始めます。
表が歴史物を題材にしたつくりもの、裏はお子さん向けに
アニメを題材にしたものです。


新天町(天神の商店街)
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昨年リニューアルオープンした博多駅の飾り山
私が見たなかでは一番大きくてゴージャスでしたが
いかんせん大きすぎて写真に収まらず。
タイトルは「六波羅合戦」で、中断右側が平清盛だそうな。

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そして裏面はチャギントン。
さすが博多駅。
裏面の子供向けって、表に比べてスカスカなものが多いけど
これはとっても密に作ってあって良かったです。
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飾り山が建ち、あちこちに長法被を着た男の人たちを見ると
梅雨明けもちかいなと思います。

追い山の様子は次回に~


 
 
前回の続き。


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前回も書きました、博多と福岡を分けていた「枡形門」(ますがたもん)のあった
西中島橋にある、記念碑です。記念碑の門、まるで城壁みたいでしょ。
福岡在住だった作家白石一郎さん(白石一文さんの父)の
「十時半睡事件帖」(とときはんすいじけんちょう)シリーズに
博多部と福岡部のいざこざを書いた作品がありました。
あれの発端もここ、だったよな。

1889年。前年の市町村制改正で新しく市が誕生することになり、その名前を
「福岡市」にするか「博多市」にするかで、かなり揉めました。
地元新聞を巻き込んでの一大キャンペーン合戦なども繰り広げられ、
切羽詰まった闘いが繰り広げられた結果、僅差で「福岡市」が勝利します。
しかし納得いかなかったのが博多部の人間たち。
すぐに議会に市の名前の改正嘆願が出て再びこの問題は蒸し返されます。
ただ、やっぱりこの時も福岡側が勝利。
博多の名前は新しくできる国鉄の駅に残ることになりました。

それから100年以上経ち、福岡の町の輪郭がぼやけてきたのに対し
博多はまだまだキャラクターを色濃く残しています。
明日7月1日から、博多祇園山笠が始まります。ザ・博多のお祭り。
かつて太閤秀吉が町割りした、博多の町ごとに「飾り山」が立ち
2週間後の14日早朝、男衆が山を担いで走り抜け、そのタイムを競います。

この2週間、いいやそれ以前から「ヤマのぼせ」の男たちは
昼間から長法被着て、なんだかんだと寄り集まり酒を飲み交わしします。
その間、家業を取り仕切るのが「ごりょんさん」と呼ばれるご夫人たち。
通常商家の奥さんを指す言葉ですが、おおまかに博多の旧家のご夫人たちも
含むでしょうか。

博多はこの「ごりょんさん」たちで持っているようなもの。
今でも80代くらいの素敵なご夫人たちとお話をすると、
「私は博多部出身なのよ」と、その出自を誇られます。

博多生まれが矜持なのですね。
嫌みでなく、かっこいいです。











 
福岡トナカイを立ち上げるにいたって、地元福岡の情報も書いていこうかなと
思っています。美味しいものとか、面白スポットとか。
全国の占い師さんが「福岡行きたい~」と思ってくれたら嬉しいなと思います。
う~ん、しかし美味しいものに関しては私の好みもあるので偏るかもしれない。

で、まずはこの話。 福岡 か 博多 か。

最初にお断りすると、「博多」という地名はありません。
現在ではJRの駅名と行政区名(博多区)に残るのみ。
在京のアナウンサーが地名のように「博多」と言いますけど
地元からするとちょっと違和感を感じます。

ただ、やんわりと天神と中洲を分ける那珂川から東向こう、石堂川までに
挟まれた部分を「博多部(はかたぶ)」とは言います。しかしこれもご年輩の方が
多いかな。

博多という地名は古く、「続日本記」(700年代)にまで遡ります。
昔は海に面した一帯を雑ぱくに「博多」と呼んでいたようです。
古来よりアジアに開けた貿易都市で、まんじゅうもうどんも博多が初上陸(諸説あり)、
日本初のチャイナタウンも博多にできました。

それが1600年、豊前の黒田長政が関ヶ原での功績を認められ、
徳川家康より筑前五十二万石を与えられてこの地に入国。
やや西側の警固村福崎という場所に城を築きます。
この際、黒田家にゆかりの備前邑久郡(岡山県)福岡の地名にあやかって
福崎を「福岡」と改名、ここに「福岡」が誕生しました。
武士の町・福岡と商人の町・博多。
博多にくらべりゃ、ずいぶんと新参者なんです。福岡って。

黒田家は新しい福岡の町を活気づかせようと、豊前の地から刀職人や馬具屋などを呼び
城の前の新しい城下町に住まわせました。また博多からも有名な呉服問屋を引き抜き
福岡に優遇して住まわせる、その代わりに博多では呉服の売買を禁じたりなど。

福岡と博多の境、那珂川にかかる中島橋には「枡形門(ますがたもん)」という
堅牢な城門が建てられました。表向きの理由はきっと「外敵からの侵入を防ぐ」という
理由なんだろうけど、博多もん(者)にとっては面白くないですよね。
外敵来たら自分たちだけ守って俺等は蚊帳の外、ならず、門の外かよって。
それ以外のいろんなことが・・・後から来たくせにってよ、と。


つづく。

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那珂川を真ん中に左が、ゆるやかに博多。右が福岡。
書斎りーぶるさん近くの中島橋にて。
夏至の日に撮影。ちょっと曇っていますね。ご勘弁を。






 

波垣美兎

Author:波垣美兎
占いは修行中。だから本とか映画とかお酒の話が多くなるかも。
太陽牡牛、月双子、ASCは獅子。

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